夏になると熱中症の話題がニュースでよく取り上げられますが、人間の熱中症はよく耳にするものの、ペットの熱中症についてはあまり聞かないですよね。
私たち人間は体調不良になると家族に言ったり、医者に診てもらったりすることができますが、ペットはしゃべれないうえに我慢強いため、熱中症になっても気付きにくいです。
そのような状況にならないように、対策をする前にまずペットが熱中症になる仕組みを説明します。
ペットはなぜ熱中症が起こるか?
そもそも動物である以上、体内から熱が発生します。人間は皮膚に汗腺があり、汗をかくことでその熱を放出し、体温を調節して一定の体温を保つことができます。
しかし、人間と違い、犬や猫は全身に汗腺がありません。犬は主に足裏の肉球から汗をかき、猫はほとんど汗をかきません。このため、体温調節が難しく、体内に熱がこもりやすいのです。犬がハアハアと舌を出して呼吸することがありますが、これはパンティングと呼ばれ、体温を下げるための動作です。しかし、高温多湿の環境ではその効果が薄れます。猫は息が荒くなることが少ないため、さらに体温調節が難しくなります。
もし犬がパンティングし、猫が荒い呼吸をしている場合、もしくは異常に元気がない場合は、かかりつけの獣医に相談しましょう。
ペットの熱中症はどう防ぐか?
夏になると多くの飼い主が室内でエアコンをつけて、ペットも涼しく過ごせているのではないかと思いますが、それだけでは不十分です。以下の4つの対策方法をご参考ください。
1、適切な室内温度を保つこと
エアコンや扇風機、またはタワーファンなどの空調家電を活用し、室内温度を24~26度に保ちましょう。エアコンの設置場所によっては、冷え過ぎる部分とあまり冷えない部分があります。エアコンを低い温度に設定すると、冷たい空気が床に溜まり、床に近いところで活動しているペットたちは逆に寒いと感じる場合があります。そのような場合は、タワーファンをエアコンと併用して冷たい空気を部屋全体に循環させましょう。
2、定期的に換気をすること
エアコンを使用すると部屋の空気が長時間こもりがちです。その結果、ウイルスやカビ、ホコリなどの汚染物質が蓄積されるおそれがあります。定期的な換気と空気清浄機の使用により、これらの物質を排除し、ペットの健康を保つことができます。また、室内の空気がこもると酸素が不足し、ペットの呼吸が苦しくなることがあります。定期的な換気により、新鮮な空気を取り入れ、酸素を十分に供給することが重要です。
3、新鮮な水を常に用意すること
ペットが十分な水を飲むことで、体内の水分バランスを保つことができます。水分が足りないと、体温調節が難しくなり、熱中症のリスクが高まります。特に暑い季節やペットが多くの水を飲む場合は、頻繁にチェックして水を交換しましょう。
4、ブラッシングの回数を増やすこと
ペットの毛が厚くなると熱がこもりやすくなります。こまめにブラッシングすることで、抜け毛を落とし、被毛の通気性を良くし、体温を下げやすくします。また、ブラッシングの際にペットの体温や様子を確認することで、異常を早期に発見できます。
ペットの熱中症対策に役立つLevoit製品を2つ紹介します!
①Levoit Classic 42インチ スマートタワーファン
Levoit Classic 42インチ スマートタワーファンには温度センサーが搭載されており、室内の温度や湿度に応じて自動で適切な風量に調整されます。エアコンと併用することで、冷たい空気を部屋全体に効率的に循環させ、省エネにも貢献します。さらに、専用のスマホアプリを使ってON/OFFや風量調節が可能ですので、ペットがお留守番の際でも飼い主がアプリで簡単に操作し、ペットに快適な風を届けることができます。
Levoit Classic 42インチ スマートタワーファンの詳しくはこちら
②Levoit Vital 100S 空気清浄機
Levoit Vital 100S 空気清浄機は3層フィルターを採用し、花粉やホコリ、細菌などを効果的に除去します。さらに、U字型の吸引口設計により、ペットの抜け毛やフケもしっかりと吸い取ります。そのスリムな形状は壁際に設置することができ、ペットの活動範囲を制限することなく使用できます。
Levoit Vital 100S 空気清浄機の詳しくはこちら
まとめ
ペットは話すことができない上に我慢強いため、飼い主が注意深く観察しても、体調が悪いかどうかわからない場合があります。普段からペットが熱中症にならないように対策を行い、上手に空調家電を活用しましょう。少しでも異常を感じた場合は、かかりつけの獣医と相談してください。
人間の熱中症対策についてはこちらをご覧になってください。